ルーテル教会をはじめ多くのプロテスタント教会といわれている教会は、10月31日に近い主日を「宗教改革記念礼拝」として守っています。
今年は、10月26日の日曜日がその日として守られます。
1517年10月31日にヴィッテンベルクの城教会の扉に貼り出されたルターによる「95か条の提題」は、瞬く間にヨーロッパ中に広がり、宗教改革の狼煙を上げました。
この熱は、後にスイス(ツヴィングリ、カルヴァン)、スコットランド(ハミルトン、ウィシャート、ノックス)などへ波及し、多くの宗教改革運動に影響を及ぼしました。
更には、プロテスタント諸派への影響だけではなく、カトリックにも影響を及ぼし、世界宣教へと打ち出すきっかけとなる出来事へと発展しました。(対抗宗教改革[ Counter-Reformation ])
歴史的に見るならばカトリック教会との決別という形を経ましたが、497年の時を経て、ルーテル教会とカトリックは和解し、宗教改革も、和解の出来事もキリスト教の歴史における一つの金字塔として打ち立てられています。
また、2017年には、宗教改革500年を迎えます。そのための準備が今から進められていますし、2017年の宗教改革記念日には、ルーテル教会とカトリックの記念式典も持たれるそうです。
カトリック新聞(クリックするとリンクが開きます)
日本福音ルーテル教会宗教改革500年関連ニュース(クリックするとリンクが開きます)
2014年の今年も宗教改革の出来事を記念し礼拝をいたします。
下関教会では、日本ルーテル神学校・ルーテル学院大学からティモシー・マッケンジー教授をお招きして、説教と、午後の講演を賜ります。(以下ポスター参照)
どうぞどなたでもお越しください。